先日友人からすこぶる美味しいトマトをもらった。彼女のご実家で育てられたトマトである。
お義姉様が折々に美味しい果物や野菜を持たせてくださるのだ。
その量、コンテナ4杯分。
昔行ったゴルフ場のショートホールで、ホールインワン賞の副賞に「オロナミンC一年分」とか書かれた看板が立っていて、ちょっとワクワクしたことがあったが、最早そんなことでワクワクしている場合じゃないほどの量である。ちょっとした五年分・・・・。
お昼前「今日、お店にトマト持って行くわ~」と電話があったので「雨も降ってるし、着払いで送って」と言うと、「多分・・送れん・・・・」。
二時過ぎに現れた彼女が車から降ろしたトマトを見てひっくり返りそうになった。
100キロはあろうかというトマトをプレゼントされたことなんて自分史上初の出来事。しかも美味しい。トマトに埋まりそうになった。
夫は汗びっしょりになりながら、全部のトマトを大きな袋に小分けしてくれたが、一袋が10キロほどありそうだった。
見ればどれも立派なおいしそうなトマトなのに「規格外」で出荷できないのだそうだ。
しかも、ほぼ完熟なのに新鮮だったからだろうか割れたのが二個だけだった。重みで割れたのだろう。私に言わせれば「これが規格外?!」。
極フツーにスーパーで買っているトマトとどう違うと言うのか・・・・。しかも、この農場のトマトは味が濃くって美味しい。
彼女からの条件は只一つ「無駄にしないで使い切ってくれること」。
勿論。
その日はお店でお客さまに差し上げたり、食べてもらったり。
いつもお世話になっている方に差し上げたり、お散歩のハナちゃん(ラブラドール)にまでおやつに大奮発。
プールにも小分け袋付きで30キロほど持っていったら、あっという間に無くなった。
みんなとっても喜んでくれた。勿論、美味しく無駄なく食べてくれることを条件に・・・。
とにかく冷蔵庫に入るような量ではないので、時間勝負だ、と、一日中時間を見つけてはソース作り。
いつもは缶詰のトマトで作るソースだが、フレッシュな甘いトマトで作るとお味は格別!そうこうしているうちに・・・・・どんどん少なくなってしまって・・・・・。少し、名残惜しい気がしている。
でも、これが雨の高速を飛ばしてまで持って来てくれた彼女の本懐だったのだ。間違いなくひとつ残らず美味しくいただきます。
・・・と言うことで、来週のお店のメニューにこの絶品トマトソース、登場しま~っす!
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