2009年9月 6日 (日)

この夏の初めて

この夏、「初めて」を幾つか体験した。

一つ目は「ゴーヤ」。
あの独特な苦さには閉口だったが、何度かいただいて、たらいまわしにするばかりではいけないな、と一念発起で調理してふたりで食べてみた。

「美味しい」なんて微塵も感じなかったが、不思議とその日の夕方「いつもより元気だった!」というのがふたりの一致した感想だった。

その後も何度か味噌煮やチャンプルーで試してみたが、夫は早々に脱落・・・。

一人で食べるのなら、思いのままで・・・というので、最近は「スティックサラダ」でそのまんまかじっている。

ワタを取り巻く硬い部分が邪魔なので、丁寧にその部分をそぎ落とし、かなり手間をかけ、歯ざわりを追求した、自分なりの「最高に贅沢」な食べ方である。

・・・じゃ、夏バテは大丈夫?・・・かと言えば、怪しいが、年齢にふさわしい健康的なものは一応取り入れたいと・・・。

ふたつ目は「冷や汁」。
宮崎あたりの郷土料理だということは知っていたが、温かいご飯に冷たい味噌汁をかけていただく・・・というのにかなりの抵抗があったし「それが一体、どれほど美味しい?」という疑問が拭えなかった。味噌汁に胡瓜の輪切りを浮かべる感覚にも???だった。

宮崎出身のお客さまがお盆の帰省のお土産に、知事さんのキャラクターがプリントされた冷や汁をくださったので、丁寧に必要な食材を準備して、まずはレシピ通りに作っていただいてみた・・・・・・・美味しかった・・・・・。あんなに???だった胡瓜が、実にいい仕事している・・・。カルチャーショックだった。
美味しい、と思うものは自分で作ってみたくなる性質だ。

実家で買ってくれたいりこを丁寧に頭とお腹を取り除き、すり鉢で丁寧に擂り、ダシをとり、自分なりのアイデアも盛り込んで、オリジナルの冷や汁完成。

「いいところ」に宮崎出身の「おっきい」がやってきたので、試食を強要・・・。
「じゃ、仏さんのご飯くらいで・・・」と尻込みする彼に宮崎版を食べてもらった。

すると「僕はもっと・・・じゃこの匂いが強い方が・・・」と言うので、「待ってました」とばかりオリジナル版を装うと「うん。こんな感じ!」と言ってくれた。
家庭によって当然味が違う訳だが、宮崎県人のお墨付きは心強い。

暑くて食欲の失せる夏にはたまに食べてもいいかな・・・と思えるひと品である。
但し、食欲の失せない私にはあんまり意味ない・・・かも。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年7月 5日 (土)

天職

夜中に降り続いた雨が上がり、病み上がりの引きこもりデイトレーダーがやっと出てきた。
まるで世捨て人のような(どんなやねん)風貌で・・・。
サミット中だし、職質でも受けて「職業は?」なんて訊かれて「無職」なんて言ったら危うく連行されかねないな・・なんて冗談とも思えないっす。

曰く「俺、仕事、間違えた気がする」。二十五年間の「歯科医」生活にピリオドを打って、晴れて念願の自由を手にした彼は、毎朝五時半に届く日経新聞を郵便受けに取りに行くのが唯一の外出だそうで、パソコンの前に座って一日を過ごすのが何より楽しみな様子。
自由な時間をフルに使ってデイトレに嵌っている。

思えば小学五年の頃、将来は「株の仲買人になりたい」って書いていたことを思い出したのだそうで、既にその頃、新聞の株価を見て、株の仮想取引をして遊んでいたそうだ。

ちなみに初めて買ったのは「ニチバン」だったとか・・、しょっちゅう転んで怪我をする少年だったから「これは、買いだ!」と思ったのだという。齢10歳にして頭角を現していたのね。

そう言えば、温暖化という言葉を初めて耳にした頃「温暖化で九州が亜熱帯にでもなったら、蚊が増えるやろ?そしたら、マラリアとかが流行るやろ?そしたら何屋が儲かると思う?さっちゃん、今、フマキラー買っとき!」と言われたことがあった。

「はぁ・・なるほどね」とか言って聞き流したけど、実際に買った彼は「いい値動きして、儲けさせてもらった」んだそうです。

私が、一向に儲からないこの仕事を「天職」と呼ぶ時とおんなじ顔をして「俺、天職っちゃ!」と言った。
「さっちゃん、風が吹けばね、桶屋が儲かる・・・よ」。

儲かっても、儲からなくっても、「天職」に行き着いた人は幸せなんだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年2月27日 (水)

痩せても枯れても

生活の軸足を仕事に置いている(・・言うまでもなく、必要に迫られてのことではあるが・・)ので、いつも髪はくるっとまとめてパッチン!
エプロンを外してそのままプールへ直行。
スーパーに寄って帰れば相当な時間になっていて、簡単な食事をとって、洗濯。・・・と、ここまでが毎日のデューティー。

日付が変わってからが私の自由時間。
問題はこの時間配分。やりたいことが多すぎ!
暫く封印していた絵手紙をまた描いてみたくなった。

でも、ブログが気になる。暫くアップしないと、いきなりアクセスが減る。
どうということもないブログでも頑張ればそれなりの反応もあって、結構冷や汗ものである。

合間にお菓子を焼いたりもする。
タイマーをセットしてパソコンに向かったり、筆を走らせたり・・・。
でも、あまり夢中になっていると大変な目に遭う。大して働きもしない脳がひとりでに舞い上がって眠ろうとしても寝付けないのだ。
とにかく、時間が足りない。

新聞屋さんたちのバイクが行き交う音を聞きながら浅い眠りに入ることもある。
いい年をして、こんな毎日。
当然、身だしなみなどに気を配ることも叶わなくなってしまう・・・が、時々、きちんとお化粧をしたお洒落な人に会ったりすると、さすがに自分に対して申し訳ないような気持ちになる。

二分の一の確率ではあるが、痩せても枯れても一応、女。
「こんなんで、いいの?」と思ってみる。
それでもって、さらにど~んと落ち込む。枯れはしても、痩せはしないハードな現実に・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)