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2008年11月27日 (木)

そのまんまの君でいて

今日は定期観察日。
いつものように昨日から店の準備をして、早朝から受付に並んだ。

「本当に、受け付け順?」と思うほど待って、ふたつ目の科に向かった。
待合いのベンチに腰を下ろすと、おじいちゃんの付き添いできた娘さんらしい人と、可愛い坊やが歩いてくる・・・。

私の前を通り過ぎる時、坊やが「え?もう帰るの?」と聞いた。
ママが「そうよ」と答えると「まだ救急車、乗ってないよ」。
「あれは、怪我をした人が乗るのよ」。
「え~?病院に来たら乗れるんじゃないの?」。

もう、可愛い過ぎる。そのがっかり感がいい!

気分がとげとげしていた病院の待合いが、一瞬で和んだ。
育てているお母さんには申し訳ないが、出来るなら大きくならないでそのまんまの可愛い君でいて欲しい。

私も父からそう言われて育った。
あんな可愛いこと言ったのかなあ・・・。

今日は父の命日だった。
父の事を想いながらゆったり過ごしてみたかったが、相変らずのばたばたで暮れてしまった。

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2008年11月24日 (月)

まるでこどものように

遊んだ、遊んだ。ほぼ一日中、山のようなお菓子を作った。

父が居た頃は、せっせと父の好きなお菓子を作って持って行っていたが、父が逝ってからは、そんな気分になれなかった。

この秋、「生キャラメル」がブレイクした頃、作って母に届けたら、次に行った時、母は冷蔵庫から二個づつ取り出して大事そうに食べてくれていた。「私はこれが大好き」。
なんだか妙に可愛くて、嬉しかった。

夢中になって生菓子や焼き菓子を作り上げ、明日母の顔を見に行こう。
手許にあった材料は殆ど使い切ってしまった。気がつくと、外は真っ暗になっていた。
喜んでくれる人が居ることは幸福なことだ。

明日は早い。さて、起きれるかな?

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2008年11月20日 (木)

急に真冬のような寒波が押し寄せた今朝、母のことが気になり、仕込みの途中で実家に電話を入れてみた。時計を見れば九時半・・・。

十数回のコール音を聞いて受話器を置いた。
携帯にかけてみようかとも思いはしたが、母は外出先で電話に出るのを遠慮する。以前、デイサービスの途中で電話に出た時、心なしか抑揚のない声だったのを思い出した。

こどもたちから安否を問う電話をもらうことにさえ、周囲への気配りが必要な社会なのだとそのとき気付いた。
こどもたちが揃って気にかけてくれる老人ばかりではないのだ。
我が子に先立たれた方も多いと聞けば、無理からぬことだと思う。いたずらに平穏を乱すことはない。

夕方、店を閉めた後、もう一度かけてみた。
すぐに母の声がした。

「風邪ひかないようにね」。
たったそれだけの電話なのにまるでこどものように嬉しげな母の声が返ってきた。兄たちが、どの部屋も暖房がすぐに使えるように準備をしてくれていたのだという。

「また来てね」。
こんな風にストレートに気持ちを伝えようとする人ではなかった。
いつも、忙しい子供たちを気遣い、帰り際に「またおいで」と呟くような少し不器用な頑張り屋だった。

父が逝って一年を迎えようとしている。
「おいしいお菓子、作って行くから」と言うと、「たくさん作って頂戴。お父さんと楽しみに待ってるよ」。

週末には両親のために飛びっきりのお菓子を作ろう。

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2008年11月19日 (水)

日本の明日の食文化を考える会

・・・なるものが立ち上げられました・・成り行き上。
こんだけ(どんだけ?)有意義で素晴らしい会なのに、会員は今日現在、リッチでグルメなドクター(会長)と貧乏夫婦。たったの三人。まあ、よし!と。

会の発足に当たっては文句のつけようが無い季節ですな。
皆さんご記憶かと思いますが、超豪華な去年のクリスマスケーキ。プレゼンテーターは勿論会長でした。
今年はどんなケーキになるか・・・ふたりとも、心臓ばっくん、ばっくん。まあ、ケーキはデザートだから次回に置いといて・・・。

当然、第一回の会場は、高速エレベーターできゅ~んと登ったあたりの一室。夜景が美しい一枚ガラス。ぺらぺらのエプロンなんかつけてもらって、目の前の分厚い鉄板の上で繰り広げられる佐賀牛対シェフの真剣勝負なんか目の当たりにしながら葡萄のブローチつけたお兄さんがスマートにサーブしてくれたヴィンテージの赤で「ルネッサーンス!」とかやる・・・?

いや、違う。
博多の冬の味覚と言えば、やっぱり「クエ」・・。
・・ん~雪見障子の向こうに石灯籠なんか眺めながら「クエ」のお造りに始まり、昔美人だったんだろうなあ・・とおぼしき仲居さんがよそってくれる〆の鍋を堪能して「これで日本の明日の食文化は磐石ですな・・はは・・」会長に総轄していただき、記念の第一回はめでたく閉会。・・・と思いきや、「クエ」じゃなくって「アブラボウズ」だった・・・しかもたらふく。なんてまんまと偽装に乗せられちゃったりしたら、明日の食文化、全然磐石じゃないし。
危ない危ない。

もうね、このところの我が家なんてB級グルメどころか、C級にも縋りつく低レベルな食生活。「明日」はおろか「今日」の食卓が危ないのだ。

・・・というわけで、カイチョー!全ては任せたから!

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2008年11月11日 (火)

賄い食

夕方、ご飯が切れた。
そんなときに限って「おっきぃ」はやってくる。

「おいおい。どうしたんだよ、こんな時間にぃ。飯ないよ!」。
お、親方。どんな店やねん!!
・・でも、サスガうちのお客さんはデキている。決して「じゃ、また」なんて言わない。

平然と「何ができます?」とくる。
「スパゲッティか・・・ちゃんぽん」。

「じゃ、ちゃんぽん・・・ってちゃんぽん?」。

なあんて言いつつ、すっかりその気になっている。うちは賄い食も人気なんです。
竹ちゃんなんて、親方がとんかつ(勿論賄い)食べてる隣で、「俺、カツ丼大好きっす」。
そんなこと言われて出来ないなんて、お口が裂けても言えない私は反射的にダシ取ってたりする。

賄いからお店デビューを果たしたメニューも結構あって、案外ウケている。

・・・ま、お客さまに育てていただいている訳ですね。
でも、おっきぃ!褒めてくれるの嬉しいけど、ちゃんぽんはあり得んから!

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2008年11月10日 (月)

職人気質

夫ときたら、職人でもないくせに妙に「職人気質」。

刻々と変化するお店の状況などお構いなし・・と言うか、一旦、キャベツなんて刻み始めたが最後、私がどんなに忙しくしていても、瞬時に店がお客さまで埋まろうとも、たとえ電話が鳴ろうとも、包丁砥ぎに始まって、目の前にあるキャベツを刻み終えるまで、てこでも動かない。
「見りゃぁ分かってんだろ!これが済まなきゃぁ、他のこたぁできねぇよ!すっとこどっこい」。

誰にも向き不向きがある。殊にサービス業はそうだろう。
このごろ、夫を見ていて「この人は職人だったら良かったのにな・・」と思う。何かひとつのものを黙々と作り続けるような、近道などありそうに無い、文化だとか、伝統だとかの言葉で表現されるような仕事・・・。
この忙しく、軽薄な、時代のニーズに応えられるかどうかは別にして・・・。

365日、同じ仕事をひたむきに同じ手順で、一切の妥協を許さず仕上げるのが彼流だ。
勿論、それはどんな業種にも求められることではあるが、その視線の先にお客さまの存在があるか無いかがサービス業には大切なのだ。
基本的に自分の喜びよりお客さまの喜びを優先できる人。むしろ、お客さまの喜ぶ顔を見て喜びを得られる人・・・行き過ぎると、それはそれで大変だけど・・・。

・・・あ・・・・そうか。「職人喫茶」でいけばいいか、この際。
以前から「アカデミック喫茶」「お説教喫茶」「ゴルフ練習場喫茶」等々、いろんな呼び名で呼ばれているのだから、呼び名が増えた・・ぐらいに思ってやれば案外楽しいかも・・・。

明日から「親方」と呼ぼう。

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早くばら撒いて!!

政府が何兆円だかを大盤振舞いしてくれるらしい。
ず~っと昔から相変らずの貧乏暮らしだが、前回の「地域振興券」なるものの恩恵には与らなかった我が家も今回は頭数(あたまかず)二人分、プラス高齢者配分までいただけるらしい。
早速計算までしてしまって・・なんだかさもしい皮算用の自分を哂っている。

こうなったら、一日も早くやっちゃってくれれば・・なんて思っていたら、あまりの金額の大きさに、すったもんだの挙句「高額所得者の方は辞退していただけませんかぁ・・・」なんて言い出すテイタラク。

選挙対策に、思いつきでぶち上げた苦肉の策なものだから、あちこちにほころびが出て、一体いつになったら実現するのやら・・。
はっきり言うと、それだけのお金があるのなら、もっと生きた使い道を考えてくれた方が余程信頼されるだろうに、とは思うが、この機を逃して、「埋蔵金」なるものが私たちのために使われる事など恐らく起こり得ぬことだろう。

さて、計算は済んだ、ところで、一体何に使おうか・・・?
一泊旅行も出来ないほどの金額なので、夫に「何に使う?」と聞いたら、中途半端な金額だからか寛大にも「君の好きに使っていいよ」。やったね(* ̄ー ̄*)

久しくお目にかかっていない「たらば」のおっきいの?(o^-^o)
デジカメ買ってブログを面白くするか・・・。あ、スキャナー付きのプリンターも必要か・・・。
足が出るなぁ・・・・・。w(゚o゚)w

そこで、高額所得者の○○さ~ん!個人的に辞退してシェアしてくださいませんか~?

シ~ン・・・・・・そうそう辞退者なんているわけないよね。

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